2014年10月20日月曜日

BOOK REVIEW





今日は、最近読んで面白かった本につい
て。泉正人氏の「富者の遺言」。

この本は、 お客様から「面白いから一度
読んでみ」と教えていただきました。

内容はビジネス書ですが、それを物語調
にした小説です。正直、自身で商売をし
てる人以外には、ピンとこないかもしれ
ません。でも、自身で商売や会社経営を
してる方なら、すごくいい内容だと思い
ます。



物語は、事業に失敗した一人の男が公園
で途方に暮れているところからはじまり
ます。男の手持ちのお金では自動販売機
でジュースすら買うことができません。



そんな様子を見て、ジュースを買うため
にお金を貸してくれた一人の老人。老人
は男に10円を貸します。



老人は、貸した10円は必ずいつか返せよ
と男に告げます。男は、「自分が成功し
たら、100万円にして返す」と言います
が、老人は「そんなにいらない。金利を
つけて12円で返せ」と男に言います。


老人はなぜ、こんな事を言ったのか、ま
た、この男はなぜこんな状態になったの
かを物語の中で少しずつ明かされていき
ます。


はじめは、タイトルから成功者の言葉を
集めた、所謂「成功本」かと思ったけれ
ど、内容は全く違ったものでした。
お金そのものの本質や、男を通して、陥
りやすい失敗などを分かりやすく説明し
てくれています。


規模さえ違えど、物語の中に出てくる状
況やシチュエーションがすごくリアルで
読んでいてとても現実的に考えることが
できました。


この本は、 これから事業をはじめる人で
はなく、今現在事業をはじめている人に
こそ読んでもらいたい本でした。






DRIC

長崎県長崎市中園町16-21

095-800-2233

http://www.dricmade.com


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